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- 2019.02.24 Sunday
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高知で朝駆けキャンペーン
国際女性デーが明けた3月9日、高知で「2011女性と政治キャンペーン」を実施した。
場所は高知市の中心、通勤者のメッカともいうべき県庁・市役所前の電車どおり交差点。朝8時、まだ寒さの残る中、「国際女性デー」の横断幕をバッと広げた。朝駆けキャンペーンの開始だ。
前日3月8日の夜に行われた国際女性デー集会の講演で、三井マリ子さんが高知でのキャンペーンを提起。それに賛同した女性たちが、急きょ集まった。
三井さんは「黒い議会をなくそう!」と第一声。現職高知市議の岡崎邦子さんなどが、元気いっぱいにリレートークをした。参加した9名が「2011女性と政治キャンペーン さらば黒い議会」の力作ちらしを配ると、足早に職場に向かう人たちは、黒く塗りつぶされた円グラフを注視していた。高知女性の連帯で、300枚のちらしが20分ほどでなくなった。
「このチラシはいいねぇ。これからは、こういうインパクトのあるチラシを作らなくっちゃ」と配布していた仲間たちが口々に言った。以下は参加者。
岡崎邦子(高知市議)、北村加奈江(高知県職員労働組合)、坂本陽子(アイ女性会議)、中山久美(自治労高知県本部)、藤原美津子(競輪競馬労組)、本田慶子(アイ女性会議)、山中君江(アイ女性会議)、横山定子(アイ女性会議)、木村昭子(女性と政治をつなぐ会代表)
報告:木村昭子(女性と政治をつなぐ会代表)
チラシはこちらから
2011 女性と政治キャンペーン愛知
女性を議会へ!もっと女性議員を増やそう!
私達の暮らしは政治と切り離せません。
政治に目を向けて、私達の声を議会に届けましょう。
2003年に、日本政府は国連の女性差別撤廃委員会で、「2020年までにあらゆる政策決定の場に女性が30%いるようにする」と約束しました。
現在30%なのは、愛知県では幡豆町だけで、名古屋市でさえ女性議員は20%、愛知県全体では13.08%です。
県議は、104議席もあるのに、5人しかいません。
2003年の愛知県は、32市47町9村の88市町村でした。
その88市町村議会のうち、16議会は女性議員が一人もいない女性0議会でした。
平成の大合併で37市18町2村の57市町村になり、女性ゼロ議会も4議会(阿久比町、田原市、飛島村、豊根村)に減りました。しかし、女性0議会以外でも、女性は1〜2人というところが大多数です。
男性寡占の『黒い議会』で、女性の声は反映されるのでしょうか。
◎私たちはこんなことを望んでいます◎
・安心して「子どもが産め、仕事を辞めずに働き続けたい。
・教育費の心配をしないで、子どもを育てたい。
・介護をする人、される人が人間らしい関係を続けたい。
・少ない収入でも病気になったら安心して医療を受けたい。
・男も女も、子どももお年よりも、障碍があってもなくても、皆が安心していきいき暮らせるようにしたい。
みなさん集まって下さい。
「女性議員を増やしましょう、さらば黒い議会」
日時 3月6日(日) 3時〜4時
準備が手伝える方は、2時ごろから準備していますので
よろしくお願いします。
場所 栄 三越前 (名古屋市営地下鉄栄駅・名鉄瀬戸線栄町駅下車)
内容 それぞれがキャンペーンにふさわしい物を持ち寄り
「女性議員の必要性」をアピールします。
横断幕、のぼり、チラシ、ピンクのバンダナなど
用意します。
どなたでも参加できます。お近くを通りかかったら、応援に
来てください。
連絡先 2011 女性と政治キャンペーン愛知 実行委員会
名古屋 吉川 090−8557ー08176
mail:engawa@sf.starcat.ne.jp
一宮 神永 090−4144−6090
mail:quota-k-reiko@hkg.odn.ne.jp
■チラシ表
■チラシ裏
「2011女性と政治キャンペーン」、今年も始まります。
東京は、3月6日午後2時、渋谷駅前集合!
全国のみなさんに訴えます。
関東近郊に住んでいるあなた、3月6日渋谷に顔を見せて
ください。一緒に大空で女性議員増を叫びませんか。
全国各地のみなさん、
あなたの町では、あなたがやりませんか。
1人だってできます。でも1人より2人、2人より3人が
効果が出ます。
ご存じですか?
日本の地方議会の約4分の1は、女性議員が誰もいない
「女性ゼロ議会」です。
これでは、身の回りの深刻な問題の解決、らちがあかない
のもあたりまえだと思いませんか。
たとえば、子どもたちの保育所不足、老親介護への支援
不足、セクハラ・DVの横行、非正規1700万人の7割が
女性…などなど。
女性ゼロ議会を今度こそなくしましょう。
女性1,2人の議会は女性議員を増やしましょう!
あなたの町には女性議員はいますか。
女性がいなかったら、あなた、挑戦しませんか。
あなたがダメなら、
近所の女性を議会に送り出しませんか。
クリックするとチラシ「さらば黒い議会」をダウンロードできます
■チラシ表
http://www.afer.jp/news/2011/0214/img/3.6campaign_F2.pdf
■チラシ裏
女性と政治キャンペーンは、全国フェミニスト議員連盟の会員を中心に90年代に始まりました。
女性議員を増やしたいと願う全国の仲間たちとともに、統一地方選挙前に続けられました。今年が4回目です。
いろんな女性たちがかかわってきました。フィリピンの女性たち、インドの女性たち、アメリカの女性たち、北欧の女性たちからもヒントをもらいました。
2011年の「さらば黒い議会」は、1970年代デンマークの女性たちが、黒い背広だらけの議会を「黒の議会」と名づけ、「黒の議会」をなくして女性議員を増やそうとした運動から拝借しました。
そもそもの名称「女性と政治キャンペーン」は、ノルウェーの女性議員増運動「女性と選挙キャンペーン」から拝借しました。ノルウェーの女性たちがなんと1967年に始めた運動です。日本では「選挙」という言葉だと、制約が出るかもしれないなどと議論し、「政治」に変えました。
世界中の女性たちの熱い心と連帯がいっぱいつまった運動、それが「女性の政治キャンペーン」です。
[注:このキャンペーンは「女性党」とは全く無関係です]